さて、二日目。
ボランティア作業本番です。
本日の予定が告げられ、私たちは東松島市東名(とうな)地区のとある家で、津波により入ったヘドロと砂を除去する作業である。
家の周りに溜まったヘドロを取り除き土嚢に入れる作業と
家の中に溜まったヘドロと砂を高圧洗浄機で流し、それをすくっていく作業に午前と午後の二組に分かれて作業をした。
私は午前中外の仕事となったが、夜あまり眠れずに寝不足と、暑さと、普段ディスクワークしかしないことにより、肉体的にかなり大変だった。途中で水分補給&小休憩を何回かしてどうにか昼まで持ちこたえたが、昼食はおにぎりを一つやっと食べれるくらいだった。
しかし、午後の家の中の作業では、陽が当らないことと、水仕事なので肉体的には楽になり、終了時間まで仕事をすることが出来た。
この家の周りを見ると、この家のように新しくパネルを使った家は概観はきれいに残っているが、一昔前の家は柱が倒れ使用できそうもないばかりだった。また、作業した家の後ろには鉄道が走っているのだが、途中でゆがみ使用不能となっていた。
この日の作業は東松島ボランティアセンターから割り振られた作業で、東仙台教会がメインの仕事となり、私たちも東仙台教会のベストを着て作業をした。
また、翌日からホーリネス・ユースチームが東仙台教会の子供キャンプのお手伝いをするので、キャンプリーダーともご挨拶させていただきました。
ベースキャンプのお風呂が小さいために、毎日、仙台周辺にいくつもある温泉かスーパー銭湯へ出かける。この日も「夢実の国(ゆめみのくに)」温泉へ行ったが、ここは露天風呂が広くなかなか気持ちがよい。
夜は、ユースチームが次の日からの子供キャンプのミーティング。
津波で親を失った子も多く参加するので、とにかく夏休みに思う存分楽しめるようにしたいらしい。
みんなでアイディアを出し合い夜遅くまでミーティングをしていた。
(3へ つづく)
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