2011年2月8日火曜日

アニメ「バクマン」

この「バクマン」は、最近一押しのアニメです。
http://www9.nhk.or.jp/anime/bakuman/
もちろんコミックでもあり、我家の子供たちはアニメ化する前から夢中でコミックを読んでいました。
私はアニメが始まってから観ています。

このアニメは現実的です。
夢のようなスーパーヒーローは出てきません。
中学時代に友達となった二人が共通の希望「漫画家になり、自分の漫画をアニメ化したい」を実現するために、現実にぶつかりながらも熱意、気がつき、ひらめき、工夫、努力、友情、めぐり合い等により前進していくというストーリーです。

特に、「熱意」「努力」「友情」の3つがこのアニメでは重要となっていると感じます。
熱意が全ての牽引力となり、二人とも才能はあるが努力により開花していき、友情によりお互いを尊敬しあい叱咤しながらも助け合い切磋琢磨していく。
主人公の二人は、漫画描きとストーリー書きの分かれた役割を持っています。だからこそ友情が必要なのです。

今の世の中、熱意が成功に導いています。成功している人の共通なことは熱意です。
うちの子供なんて「熱意があったってダメなことはある」なんて言って、すべてをその事のせいにしているけど、熱意があってもダメなことはあるけど熱意があったら成ることの方が多いのですよ。

そして、熱意があったら努力はつき物。
成りたいことや目標があっても、どうにか楽して到達することに多くの力を注いだり、先生・指導者・親任せであったりする若者が多いと思います。
私自身もそうであったような気がしますし、確かに受験テクニックや効率的な練習というものはあります。しかし、自分の努力を怠ることは目標に対する自分の心を偽ることになると思います。
目標が達成できた時に、また、達成できなかったとしても、してきた努力は必ず宝になります。

友情は、熱意を増幅し、努力の助けをしてくれます。
私はこの25年くらい男声コーラスグループに属しているのですが、同じものに対する熱意が高まってきた時のパワーのすごさと、一人ではサボったりくじけてしまいそうな努力(練習)も仲間同士で助け合いながら行なえばどうにかできることとを学びました。
我家の子供たちも、吹奏楽コンクールで優秀な成績をおさめるためにはクラブがバラバラでは疲れるだけ、一致することにより全てがうまくいくということを学んだと思います。
友情は不安定なものでありますが、一人では得られなかったもの(自分だけではどうしようにもないもの)を得させる大切なものです。

特に青少年にこの「バクマン」を観てもらいたいです。
学ぶことが多い。さすが、NHK教育でやるだけのことはあります。


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