日本はパラグアイ戦にて延長戦が終わっても0:0で、PK戦により負けてしまいました。
W-CupのTV観戦はまだ続きますが、今朝スペインVSホルトガルの試合で決勝トーナメントの1回戦が終り7月2日まではお休み。
2日間は早寝します。
さて、今回の日本のW杯は全部で4戦、大会前のマスコミ等の予想に反してグループリーグを突破しベスト16まで辿り着きました。
「今頃、そんなこと言って」と 言われるかもしれませんが、私は今回の日本がドイツ大会のようにはならないと予測していました。
マスコミや私の友人など周りは「岡ちゃんダメだよ」「W-Cupで勝てるわけない」と言っていましたが、岡田監督は大口を叩く人ではないので、チームをある程度のレベ ルまで持ってこれればベスト4だって狙えると考えているのだ、と私はずっと思っていました。
と言うのは、トルシエ監督による2002年のW杯は自国開催という理由のみでベスト16までいけたのだ、とは私は思っていなかったからです。
トルシエ監督は日本の戦力をよく研究し、フラット3など戦術的にここまでできれば戦える集団にな ると考えてチームを作っていったと思いました。
ジーコは自らが天才で、個人の 能力の高い選手で戦うブラジル出身ですから、トルシエ監督のようにはチームを作れなかったわけ です。その結果がドイツ大会です。
では岡田監督は? というと、トルシエ監督と同様に日本の戦力を十分に研究し、どこまで持っていったら勝てる集団になるか分かっていたと思いま す。
今までの日本は、大きな大会前の練習マッチでも本気を出し、本気を出さない相手に勝って喜んでいました が、欧州・南米のW杯 常連国はそんなことしません。
岡田監督も同様にしたに過ぎません。ただ、試合慣れさせることと試すため に練習マッチは必要でした。
大会前の試合で、オウンゴールをしたトゥーリオと中澤には悲壮感が全くあ りませんでした。
また、「俺 さまジャパン」のメンバーと はかなり違いましたが、ディフェンシブに戦うと言うコンセプトは一致していました。
これが日本のスタイルになる べきだと、私はずっと思っていました。
ドイツ大会直前のドイツとの練習マッチでよい試合が出来たのは、ディフェ ンシブになって高原にカウンターをさせたからです。
大会に入っても、そのような戦 いをすればオーストラリアくらいには勝てたかもしれない。しかし、ジーコはそうしなかった。愚かとしか言いようがない。
あとは本田の言うとおり、日本の若い選手はもっと海外に出て、自分を鍛え、技術と精神力を磨くべきだと思います。
MFの本田をワントップに置くなんて、頼れる人材のいない日本だからこその岡田さんの苦肉の策です。
カウンターで、相手DFの薄い守りならば一人で打開して点数を入れられるような、そんな頼れる足の速いFWが日本に欲しいです。
昔のイタリアのロッシやスキラッチ、日産にもいたアルゼンチンのディアス、あんな選手がいたら言うことなしです。
とにかく、サッカーファンの心を熱くしてくれた日本代表選手、岡田監督、スタッフに感謝です。
で、もちろん、これからを期待します。
次の監督は? どのような人が 日本には合っているか、もうサッカー協会も分かったのではないでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿